富山ハイキングクラブ　(会企画)

　夫婦山　（784m　八尾）　

　２０１９年11月17日（日）　曇り

＜参加者１4名＞
　
＜コースタイム＞　

　　県職員Ｐ発　8：00　→小井波登山口Ｐ9：10～9：35　→松瀬峠　10：10～10：20　→男峰　10：50～11：00　→松瀬峠　11：30～11：40　→女峰　11：55～12：20　→松瀬峠　12：35～12：40　→登山口　13：15～13：30　→猿丸太夫碑見学　→解散式　13：50～14：00　→　県職員Ｐ着　14：50
　  
＜コメント＞
　養豚場の裏手が登山口だが、豚コレラの感染予防で小井波峠からしばらく下ると道路は消毒用石灰で真っ白。広い小井波盆地は柵で囲われ、道路以外は侵入禁止。登山道は、暗い杉林の中から始まり、滑り易い急登が続くが、要所にはロープも張られ手入れされている。松瀬峠からの男峰への登りはさらに急になり、木の根やロープを頼りに凌ぐ。急斜面に張られた長いロープは、登りも下りも一人ずつ慎重に通過。頂上には方位盤も有ったが、視界がきかず祖父岳が確認出来るくらいだった。　
　下山後、車で少し戻り、別荘川の橋を渡った所で下車。川添いの道を少し下り猿丸太夫碑を見学。でも、川を渡る橋は朽ち、鉄板の上の板は苔むしボロボロ。まもなく渡れなくなるのでは？その先も道は草に覆われ、村人が離村した後の寂しさを垣間見た。（Ｈ．Ａ）

＜感想＞

　登山口近くに豚舎があり、豚コレラの為、石灰で道が白い。登山口から杉林の中の階段を進む。大きな岩がごろごろあり、岩の上に根をはって立っていた。淡い光の中で、カエデ、モミジ、ブナなどの紅葉が美しい。松瀬峠の分岐点で、サンキライが赤い実を付けていた。この道も中部北陸自然歩道の一部である。双耳峰の男峰への道は、ロープが張られ急登が続く。途中、大木をくぐり抜けると、大きな岩が突き出ていて、眺めは最高！下は切れ落ちていて、怖かった。山頂には、方位盤と二等三角点があり、御鷹山や祖父岳が美しい色に染まって見えた。峠までの下山は、特にロープに注意しながら下り、女峰で昼食。富山空港の滑走路が見えた。下山後、猿丸太夫碑を見学。低山ながら、ロープがあり、急登、幅の細い道など楽しい山でした。　（Ｈ．Ｔ）

　小井波登山口から松瀬峠への登り

　

　松瀬峠にて　左は男峰へ、右は女峰へ　 　

　男峰へ　ロープと、木の根っこが頼り　 　

　大岩の上は展望台　 　

　展望台から女峰、富山平野を望む　 　

女峰へ　唯一のロープ場　 　



女峰山頂で昼食

松瀬峠（女峰からの下山時）

　　 以上