富山ハイキングクラブ (会企画)

 立山 東一の越 2,350m)  

 2020年8月22日() 晴れ 

<参加者13名>
 

<コースタイム> 
  立山駅集合 7:30 →ケーブル発 8:10 →美女平高原バス発 8:30 →室堂ターミナル着 9:20 →発 9:30 →一の越 10:35~50 →東一の越 11:50着 <昼飯> 11:50~13:55 →室堂ターミナル着 14:55発  15:30 →立山駅着 16:40

<コメント>
 一の越までは沢山の人がいたが(もちろん「3密」なんかではない!?)、東一の越登山道は我々グループのみ、「貸切」である。山頂を目指さない山行きもありと思う。雪渓の残る7月、あるいは紅葉の9月もう一度来て見たい。(Y・I)

<感想>
       鬼と獅子・高山植物ハイキング (東一の越への山旅)
 2日前の天気予報では雨、前日の朝の予報でもあまり良くありません。高いお金払って行くアルペンルートに思案を巡らしながら中止はギリギリでもと思い悩んでいる処に、前日夕方の天気予報では晴れマーク☀に変更、ヨッシャ!! 集合場所の立山駅では先着の竹田・佐々木の両名が乗車券購入の順番待ちを6:30からやってくれたお陰で8:10のケーブルに乗車、で室堂ターミナルには9:20と段取りの良さには感謝々です。高原バスでは石川県の白山も見える絶好の登山日和、富山平野は雲海に覆われています。ターミナル屋上では高度順応の為ストレッチで体をほぐし9:30出発。みなさん、コロナウイルスの影響で高い所は今年始めてのはず。高山病対策を考えゆっくりと時間を掛け歩き始めて40分で休憩を取る。みなさん息切れが酷く長めの休みを。高度順応も上手く行き、一の越には10:35に到着。北アルプスのど真ん中、素晴らしい後立山(白馬三山・唐松五竜・鹿島槍)&奥黒部(薬師・黒部五郎・水晶・槍・穂高・三俣・双六・笠等)の山並みを堪能。360°全て見渡せる眺望日和。此処から東一の越への下りは鬼と獅子の懐深く侵入。谷が深く切れ込んでいるため雪渓が長く残っていた関係で高山植物の夏から秋にかけての季節の変わり目のお花たちと対面できました。またライチョウ夫婦も顔を出し歓迎の囀りにも恵まれた楽しいハイキングでした。花は一の越までと同じものはヨツバシヨガカマ・ウサキギク・イワギキョウ・ハクサンボーフ・イワツメクサ・ミヤマリンドウといった処ですが、東一の越までではこれに加えハクサンフーロ・クルマユリ・ホソバトリカブト・ハクサンイチゲ・ゴゼンタチバナ・タカネヤハズハハコ・タカネバラ等と品数も増え、夏と秋の花の混在が楽しめました。東一の越へは11:50着。此の辺りから竜王岳・鬼岳・獅子岳の眺めは素晴らしく、何れ此のフイールドで日本山岳写真協会の大賞をと夢が拡がっております。天候も良く後ろ立山の眺望に恵まれた事から昼食を45分間とし山座同定を楽しむ。東一の越12:35出発、来た道を室堂まで辿り14:55にはターミナルに、立山駅には 16:40到着。全員怪我無く無事の帰還でした。(S・O)

 一ノ越へGO!


一ノ越から室堂平を振り返る


一ノ越の眺望 笠ケ岳、水晶岳、穂高連峰、槍ヶ岳、野口五郎岳


東一ノ越 正面は2,512mのピーク


鬼と獅子



東一ノ越から龍王岳、鬼岳、獅子岳


東一ノ越からの眺望 赤沢岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬岳


以上