親不知から朝日岳まで続く梅海新道北端のピーク白鳥山！急登続きの修羅場だった！？
昔々山姥に育てられた坂田の金時さんが熊と駆けずり回ったといわれる登山道。現代の山姥達(山の守護神)が坂田峠(608M)から金時坂ルートで頂上を目指す。登山口からいきなりの急勾配！急階段！はしごにロープに根っこ道！変化に富んだ急登が金時ノ頭(920M)まで容赦なく続いた。コロナと熱中症！連日の猛暑は山も同じ！適時休息水分補給！Lのペース配分はありがたい。”がんばろう！“にくらいつく！やっとこ平坦なブナ林から沢、シキ割の水場(帰路、疲労困憊した体を癒してくれました)緩やかな広葉樹林の山姥平から、尾根を歩き登頂！３等三角点（１２８７M）タアーッチ！登り切った感激と感謝。長かった！避難小屋屋上からの眺望が素晴らしいと流石のＴさん！梅海新道の山々に日本海、境橋に糸魚川、歩いてきた登山道も一望。絶景です！Ｏさん差し入れの冷えたぶどうがのどを潤す。美味しかった！新人のＹさんの”皆さん下りは早いですね！に励まされゆっくり慎重に下山。オオカメノキの赤い実、オヤマリンドウ、ママコナ、夏エビネ、ダイモンジソウ、山葡萄等々花達にも癒され充実の一日でした。（Ｋ・Ｓ）
9月6日の朝は、台風の影響もあって気温が高めでした。そんな中、皆さんが溌剌とした顔で参加してもらって感謝してます。白鳥山は、初めて聞く山ですが調べたら越中百山の本の最初に出てくる山で興味がありました。登り始めて早めに急登が来て、登山道を整備してる人に聞いたらここら辺から最も急登だと言ってました。しかし自分は、今年に入って日本１００名山を三座日帰り登山してる事もあり、自慢じゃありませんが、きつさが無かったです。登山道では、全く他の登山者に会わず不思議に思ってましたが、後でとやまHCの貸切と聞き偉大さが分かりました。金時の頭をすぎた辺りから登山道が荒々しくなりますが、冒険してる感じがします。白鳥山山頂へは、コースタイムをやや超えたものの気温の高い中、皆さんよく堪えたと思います。山頂にある白鳥小屋の屋上へ梯子を伝って年配の女性達が登ってましたが、好奇心旺盛な人達だと感心しました。帰りの下りはあっさり行けるかと思いきや、金時坂の急登が更に傾斜を増したような気がし、実際滑るので栂海新道の怖さを知りましたが、いつか時間があれば親不知から朝日岳までの縦走に挑戦したいなとバカな事を想像しました。（Ｍ・Ｙ）
坂田峠出発!
金時坂の急登
山姥コースと合流
白鳥山到着
白鳥小屋の展望台へ
