寺地山 （1996m） <岐阜県飛騨市、富山県富山市 県境＞
２０２３年 ７月１７日（月・海の日） 晴れ
＜参加者９名＞
＜コースタイム＞
県総合運動公園Ｐ発5:55→(神岡スカイドームで休憩)→登山口Ｐ着7:50→登山口発8:15→仙人峠10:40→鏡池平11:45→寺地山着12:10(昼食)寺地山発12:45→仙人峠13:50→登山口着15:50→登山口Ｐ発16:05→(「山之村キャンプ場」Pで休憩・反省会)→県総合運動公園Ｐ着18:00
＜コメント＞
・時間がかかる割りには標高差が稼げず、疲れる行程（総歩行距離は10㎞を超える）である。
・仙人峠から鏡池平にかけては、ニッコウキスゲの群落（3番花or4番花、この週が最終？）が見事であった。
・登山道はぬかるみが多く、敷いてある丸太の上は滑りやすいので注意が必要。
《感想》梅雨明け真近を思わせるすっきりした晴天の下、飛越トンネル付近からいざ念願の寺地山へ
・本日、平地では35度予想の暑さの中、高度約１６００ｍの登山口からすでに暑い。少し登っただけで汗が噴き出してくる。木々の隙間からうぐいすが「ホ～ホケキョ」と連呼し、私達を道案内してくれているようだ。時々、木陰があり一瞬涼風が優しく頬を撫でてくれるが、やっぱり暑い！熱中症予防のため、こまめに休憩をとり水分補給する。ここは湿原で、いたるところでぬかるみがみられる。水芭蕉やコバイケイソウは、既に花は終わっていたが、鏡池平付近ではニッコウキスゲやワタスゲが見頃で、涼風に揺らぐ様子は楽園のようだ。暑さのためのゆっくり登山と休憩をこまめにとったため、登りは予定を大幅に上回る４時間弱かかった。頂上からやや下ったところからは、秀麗な薬師岳、たおやかにすそ野を広げる北ノ俣岳、遠くには笠ヶ岳も望むことができた。帰りは暑さと疲れがピークで、延々と続く登山道に辟易しながら足を進めるがなかなか登山口に到着しない！下山は約3時間かかった。初めての山を制覇できた達成感と心地よい疲労感を感じた山行でした。 （Y・H）
・ぬかるんだ登山道を悪戦苦闘しながら歩いていて、突然つまずきあわや泥の海に“顔面ダイブ”を覚悟した瞬間、後ろを歩いていたＴさんの手が私のリュックサックをグィっと… …。とっさの判断に救われました。美しく群生するニッコウキスゲを花束にして、あのゴッドハンドにささげたい思いです。 （М・Ｔ）
①飛越新道登山口。
②お花畑（ニッコウキスゲ） 。
③タテヤマリンドウ。
④お花いろいろ。
⑤笠ヶ岳。
⑥寺地山山頂（登山道のピーク）。
⑦北ノ俣岳 赤木岳 黒部五郎岳。
⑧薬師岳 立山連峰は雲の中。
以上