・ ８時集合に間に合うように牛岳へ車を走らせる。４０年程前にスキーに通っていた頃は、車が数珠つなぎだったが、今は殆ど車が走っていない。リフト券売場前にいると一人の女性が話し掛けてきた。牛岳がスノーシュー登山によいと聞いて、初使用のために金沢から来たが、不案内なので同行させてもらえないかと言う。皆さんの了解を得て同行することになる。後で話を聞くと以前に登山経験があるがブランクがあり、昨年から再開したそうだ。またキャンプも趣味で今夜は閑乗寺キャンプ場で雪中キャンプをする予定とか。なんとも行動的な今時の女性だ。
高速リフトで頂上まで移動。頂上からは富山平野の眺望が素晴らしい。林道入口でかんじきを装着し30～40㎝のふわふわの新雪を気持ち良く踏みしめながら進む。小一時間で二本杉の登山口に到着し、ここから本格的な登山の開始となる。途中で何人かが追い越して行ったので、有り難くトレースを使わせて貰う。杉林を抜けブナ林に差し掛かると、葉を落としたブナの枝の雪が、太陽光に輝き誠に綺麗な雪景色が広がる。ここで暫し休憩をとり思い思いに写真を撮る。
登山口から一時間余りで牛嶽神社のある山頂に到着する。三角点のある西峰まではトレースがなく危険なのでここで昼食休憩となる。山頂からは富山湾や南砺の山々の雪景色が素晴らしかった。昼食後、集合写真を撮り下山開始。帰りは早く一時間程で林道入口に到着し、高速リフトに乗り下山する。当初は徒歩で下山の予定だったが、スキー場の指示でリフト乗車となる。無料だったので助かった。時折小雪の降る山行だったが、雪景色が綺麗で楽しい山歩きとなった。 ＜行動時間 4:05、距離 6.2㎞、高低差 424m、平均ペース 90～110% ＞ YAMAPデーターより （Ｙ・Ｔ）
①カンジキ装着し林道へ下りる。
②林道の東屋を通過。
③二本杉の東屋。
④ブナ林。
⑤雪庇。
⑥美しい霧氷。
⑦エビのしっぽ。
⑧牛岳(東峰)最後の登り。
⑨鳥居の前でくつろぐ。
⑩ウサギの足跡が。
⑪山頂からの眺望
⑫山頂付近の樹氷
以上